当協会は、書体を広めるために「検定」という形を中心に据えていますが、「検定」とは、学んだことを確認、評価するシステムを作ることだと位置づけています。

書体を学ぶことをホビーやカルチャーという枠だけでなく、検定という客観的なチャレンジの場があることで、より実践的に、かつ積極的に取り組めると考えます。

また、「書体検定って、なんだろう」と興味をもつことで書体を学ぶきっかけになることも期待しています。

国際書体検定協会が活動の中心と考えている『書体』とは、漢字文化圏の歴史の中で確立されてきた、古代文字(甲骨文字、金文)、篆書、隷書、楷書、行書、草書、仮名 の七つの書体をさします。

文字には、それぞれの時代に確立された固有の書体があり、それらは文字文化として生活に取り入れられてきました。様々な書体の文字は時代に応じて骨、青銅器、木簡、竹簡、石、紙などに刻まれたり書かれたりして次の時代に伝えられています。しかし時代によっては、為政者により書体が統一され、その他の書体がうち捨てられるといったこともあり、書体は時代の流れによって翻弄させられることもありました。

これまで書体は、書道を通して芸術の一つとして注目されることが多かったのですが、国際書体検定協会は、文字と書体の文化は、人が物事を記録し、コミュニケーションするために発明され発達したものであり、人間の生活の原点であり知恵と経験の賜であると考えています。また、芸術として捉えられがちな書体を、人が生きてきた歴史の中にある「実用としての書体」と捉えています。

書体については「漢字」と「仮名」を別ジャンルに分類するなど諸説ありますが、国際書体検定協会では書体として「漢字」と「仮名」を同列におくことといたします。

国際書体検定協会は文字と書体を学ぶことが人生を豊かにする一つのエッセンスとなるよう、各種の事業を展開してゆきます。

 

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